【総集編】日本最大の「AWSを学ぶイベント」 | AWS Summit Japan 2025レポート
2025年6月に開催された「AWS Summit Japan 2025」。Kyriosブログではここまで数々のレポートをお届けしてまいりましたが、今回はその総集編!基調講演レポートと「Japan AWSパートナーエンジニア選出プログラム」表彰式、そして新入社員によるAWS Expoの体験レポートをエリア別にまとめてご紹介します!
目次[非表示]
- 1.AWSの注目度の高さを感じるイベント
- 2.クラウドエンターテインメント! AWS Expo
- 2.1.AWS Village
- 2.1.1.ゲーム感覚で体験する開発の未来!「Amazon Q Developer」~AIでアーキテクチャ図から自動構築を試してみた~
- 2.1.2.初心者がAWS Summit 2025に参加!~RDS、Auroraについて編~
- 2.1.3.AWSがクラウドシェア率トップの一因はインフラにおける耐障害性とセキュリティの高さにある
- 2.1.4.Cloud Nativeの見学と「Harmonix on AWS」
- 2.1.5.開発と運用をつなぐ「Harmonix」とは!
- 2.1.6.新入社員が見たデータ活用とガバメントクラウドの最前線
- 2.1.7.~ セキュリティ対策の道しるべ ~ 対策すべき優先順位を成熟度に分けて対応
- 2.2.Builders' Fair
- 2.3.New to AWS & AWS体験ラボ
- 2.1.AWS Village
- 3.おわりに
AWSの注目度の高さを感じるイベント
AWS Summit Japan 2025は、2025年6月25日から26日にかけて幕張メッセで開催され、のべ40,000人以上が参加した熱気に溢れたイベントでした。
基調講演 「ビルダーと描く新しい価値創造」
大会場のほか、多くのサテライト会場・そしてオンデマンド配信で実施された基調講演。AWSの最新技術や成功事例が紹介され、DXやカルチュアルイノベーションの重要性が強調されました。特に注目すべきは、AWSが日本市場へ2兆26000億円の投資を発表し、長期的な価値創造へのコミットメントを示した点です。さらに、地域創生に向けたIT人材育成やSTEAM教育の支援も強調され、持続可能な社会の実現に貢献する姿勢が示されました。詳細は基調講演レポートをご覧ください。
AWSエンジニアの祭典!「Japan AWSパートナーエンジニア選出プログラム」表彰式
AWS Summitでは、「Japan AWSパートナーエンジニア選出プログラム」の表彰式が行われ、技術力向上に努めるエンジニアたちが紹介されました。「Japan AWS All Certifications Engineer Program」では、全てのAWS認定資格を取得し維持するエンジニアが認定され、JTPからも7名が選出されました。若手エンジニアを対象とした「Japan AWS Jr. Champions Program」では、コミュニティ活動を通して、AWSの技術を積極的に学びながら、自分の知識や経験を周りに広めていく活動が進められています。JTPからも、Jr. Championが選出されました。
クラウドエンターテインメント! AWS Expo
AWS Summit の最大の魅力の一つは、実際にテクノロジーを体験しながら学ぶことができる、「AWS Expo」のエリアです。
JTPでは、今年入社の社員たちによるレポートをお届けしてきました。深い学びのきっかけになるような展示や、遊び心のあふれた体験などご紹介してますので、ぜひご覧ください。
AWS Village
このエリアでは、AWS の最新テクノロジーを学ぶことができ、展示と、AWSエキスパートの説明により、理解を深めることができました。AI、Data、Cloud Infrastructure、Cloud Native、Migration & Modernization、Security の6つのカテゴリが集結していました。

AWS Village | AI
ゲーム感覚で体験する開発の未来!「Amazon Q Developer」~AIでアーキテクチャ図から自動構築を試してみた~
「生成 AI が実現する開発イノベーション」と題されたAmazon Q Developerの展示ブースで体験した内容と、最新機能のAmazon Q Developer CLIの画像読込機能を試してみたレポート

AWS Village | Data
初心者がAWS Summit 2025に参加!~RDS、Auroraについて編~
Amazon RDS と Amazon Aurora の違いについての考察や、Amazon Aurora DSQLの特徴について、初心者ならではの目線でご紹介

AWS Village | Cloud Infrastructure
AWSがクラウドシェア率トップの一因はインフラにおける耐障害性とセキュリティの高さにある
セキュリティと低レイテンシーを実現する「AWS Outposts」というサービスについてを中心に、AWSのハイブリッドクラウドについて考察

AWS Village | Cloud Native
Cloud Nativeの見学と「Harmonix on AWS」
アプリケーションの開発や運用における効率を向上させる効果を持つ「Harmonix on AWS」の他、会場の活気あふれる様子などをレポート

AWS Village | Cloud Native
開発と運用をつなぐ「Harmonix」とは!
「Harmonix on AWS」について、「開発者」と「インフラエンジニア」の立場の違いに着目して、なぜこのサービスが注目されているのかを解説

AWS Village | Migration & Modernization
新入社員が見たデータ活用とガバメントクラウドの最前線
Amazon QuickSightによるデータの可視化と、「ガバクラマイグレーション」ではガバメントクラウドのモダナイゼーションの取り組みをご紹介

AWS Village | Security
~ セキュリティ対策の道しるべ ~ 対策すべき優先順位を成熟度に分けて対応
「AWSにとってセキュリティは最優先事項です」と宣言しているように、重要なセキュリティ。AWSのセキュリティ成熟度モデルから、フェーズ1の「クイックウィン」について解説
Builders' Fair
AWSエンジニアが、自由な発想で「あったらいいな」「こんなのあったら面白いかも?」を実際に形にした"遊び心溢れるテックの祭典"で、自分たちの技術や創造力を活かして作ったユニークなプロジェクトが展示されていました。

Builders' Fair
エンジニアの自由研究!? Builders’ Fair 「今日の夕飯、冷蔵庫と相談してみた。」
AWS IoT Greengrassや、Amazon Bedrockを活用して、冷蔵庫の中身を画像分析し、その食材をもとにレシピを提案してくれるというユニークな冷蔵庫が紹介されていたブースのレポート

Builders' Fair
光る電球で障害を撃退!体験型演習「Chaos Kitty」のすゝめ
LEGO 製データセンターと電球でカオスエンジニアリングをゲーム感覚で体験できる「Chaos Kitty」のレポートで、監視運用の大切さを考察

Builders' Fair
自由な発想×テクサポ=新たな可能性!?- AWS Expo Builders’Fairを体験してみた。
音声、画像から生み出した仮想人格に向けた営業練習ツール"RenSure"のレポート
New to AWS & AWS体験ラボ
AWSでは、初心者でもゲーム感覚で気軽に学びを始められる学習ツールがいくつか公開されており、AWS Summitでも体験ブースが設けられおり、実際に体験した様子を、レポートしています。

New to AWS
AWS Summitでの冒険
ゲーム形式でAWSサービスを体験できる「冒険者よ、AWS の力を解き放て!」と、「QuizKnock 作成!生成AIで現実世界のモノを判別しよう」での「キャベツとレタスを見分けるメガネ」の体験レポート

AWS体験レポ
ゲームであなたも簡単にレベルアップ!?「Cloud Quest」のハンズオンでAWSを学ぼう!!
AWS Cloud スキルを身につけるための3D ロールプレイングゲーム「Cloud Quest」を体験する様子をご紹介
おわりに
会場は、技術を純粋に楽しみ、最新の動向を学ぶことにワクワクする様子であふれていました。また、自社での生成AIやデータ活用に向け、真剣に各社のサービスを見て検討されている方も大勢いらっしゃいました。これからもJTPは、AWSアドバンストティアパートナーとして、お客様のAWS活用を支援するためのソリューションを提供し、ますます盛り上がるAWSのコミュニティの一員として取り組んでいきたいと思います。ぜひ、ご注目いただけたら嬉しいです!