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ハイブリッドクラウド「AWS Outposts」と「Cloud Quest」体験レポ | AWS Summit Japan 2025 新人参加レポート

日本最大の "AWS を学ぶイベント" 「AWS Summit Japan 2025」に、JTPの新入社員も参加してさまざまなセッション・展示からAWSについて学んできました!今回は、AWS Expoエリアの中で、AWS の最新テクノロジーを学ぶことができる「AWS Village」の中から、「Cloud Infrastructure」エリアでの学びと、AWS体験ラボで「Cloud Quest」を体験したレポートをお届けします!

目次[非表示]

  1. 1.レポート① AWSがクラウドシェア率トップの一因はインフラにおける耐障害性とセキュリティの高さにある
    1. 1.1.ブース: AWS ハイブリッドクラウドサービス「AWS Outposts」
  2. 2.レポート② ゲームであなたも簡単にレベルアップ!?「Cloud Quest」のハンズオンでAWSを学ぼう!!
    1. 2.1.AWSに自信がなくても大丈夫!!楽しく学びながら構築できちゃいます!!
    2. 2.2.その他の新入社員参加レポートはこちらから

レポート① AWSがクラウドシェア率トップの一因はインフラにおける耐障害性とセキュリティの高さにある

私はAWS ExpoブースのCloud Infrastructureエリアに行ってきました。

突然ですが、企業目線でクラウドを活用する際に心配になるのはどこでしょうか。
多くは「本当にずっと動くのか 障害が起きるんじゃないのか」「セキュリティは大丈夫なのか」の二つを心配すると思います。
そういった心配に対してAWSはどのように解決してきたかがこのエリアでわかります。

ここではAWSの物理サーバどのように管理されているかや、運用目的の異なるEC2のインスタンスを提供するためにシリコンチップから独自開発していること、2021年に設置された大阪リージョンサーバの耐障害設備に関してなど、AWSのインフラが物理的にはどのように構築されているかなど解説されていました。


ブース: AWS ハイブリッドクラウドサービス「AWS Outposts」

中でも最も興味深かったのは、セキュリティと低レイテンシーを実現するAWS Outpostsというハイブリッドクラウドのサービスについてのブースでした。

ハイブリッドクラウドとは、オンプレ(企業独自のサーバ)とクラウドを融合させたアーキテクチャです。これまでハイブリッドクラウドが抱えていた課題として、AWSは東京と大阪のみにしかサーバーリージョンがないため、物理的に遠いアクセスには遅延が発生してしまうことがありました。
AWSはこれに対してAWS Outpostsというサービスで解決しています。

AWS Outpostsを使えば、例えば博多や北海道などにあるオンプレサーバにAWSサーバのラックを設置することで、オンプレ環境でAWSサービスを利用でき低レイテンシーの接続を実現できます。また、オンプレ環境にAWSサーバのラックがあるため、インターネットにデータが漏洩することなく処理を行うことができます。

このように、Outpostsを始めとしてAWSは様々な顧客の抱える様々な課題や高い要求を解決し、高いセキュリティと冗長性を実現しています。
こうした信頼を積み重ねで、AWSはクラウドシェア率トップとなっていることをクラウドインフラブースで実感しました。

レポート② ゲームであなたも簡単にレベルアップ!?「Cloud Quest」のハンズオンでAWSを学ぼう!!

私、JTP株式会社の新入社員です!ITは未経験で、知識はAWS-SAA取得レベルです! 
今回のブログでは、とても楽しく学べたAWS 体験ラボについて紹介させてください!

AWSに自信がなくても大丈夫!!楽しく学びながら構築できちゃいます!!

私の参加した「AWS体験ラボ」は、申し込み不要で誰でも参加できるイベントでした。私は行ったときは人が結構並んでいて30分くらい待ちました!

いざ、実践!!

今回私は「Cloud Quest」に挑戦してみました。

Cloud Quest は実用的な AWS Cloud スキルを身につけるための唯一の3D ロールプレイングゲームです。役割を選択し、クラウドスキルを学びながら適用して仮想都市の市民を助けていきます。
(緑色の皮膚のアバターが私です)

  

今回のテーマはS3バケットを作成して、静的ホスティング機能を活用しWebページを表示させる構成をつくることでした。(画像に移っている人物は私です!)

  

構成を作り上げる中、ゲームストーリーでは次の操作ヒントやその操作を行うことで何が実現できるのかも記載されており、初心者の私でもひとつずつ着実に学ぶことができました!

途中でインスタンスの起動に失敗して、その原因探しもゲームのヒントを基に特定して解決することもできました。

さらに作成するだけでなく、要所ごとに構築内容が正しいのかゲーム内で検証してくれます。これのおかげで私の操作は正しかったんだなと安心して進めることができました!!

 
制限時間の関係上、私は最後まで構築することができず、悔しい思いをしたのですが、AWSスタッフさんに聞いたところ、このゲームはイベントのみの開催ではなく、Web上で既に公開して無料で挑戦できるみたいです!!

このゲームは一部しかできませんでしたが、それでも学習や操作がしやすく今後のAWS資格勉強にも役立てられると感じました!これはおすすめですよ!私は悔しいので続きをweb版でやります!!

来年のAWS Summitでは時間内に完成させられるようにまた挑戦したいと思います!!


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