オブザーバビリティサービス

APM製品の導入からアプリケーションの運用監視までサポートし、
分散化された複雑なシステム上の安定したパフォーマンスを実現

APMを使用することで、アプリケーションからインフラまで、
システム全体の安定で最適化された運用を実現します

Kyriosのオブザーバビリティサービスでは、APM製品の導入からアプリケーションの監視・運用を代行し、
分散化された高度なアーキテクチャを的確に把握することで、問題発生を未然に防ぐための最適化されたクラウドリソースの使用や運用設計を行います。

従来のKyrios クラウド運用サービスでのインフラレイヤーと合わせ、システム全体を安定して高いパフォーマンスを維持できるようにサポートします。

アプリケーションの安定稼働の重要性

サービスを提供していく上で、アプリケーションの安定稼働は必須となっていることに加え、迅速なレスポンスや、サービスアップデート対応など、より高度なパフォーマンスが求められています。ダウンタイムの削減や迅速な障害対応、継続的なアップデート対応は必要不可欠です。

サービスの安定的な提供

快適なレスポンスの維持

顧客体験の向上

アプリケーション監視のスタイルの変化

これまでの監視の方法は、フロントエンドからの疎通や挙動の確認、もしくはインフラリソースの使用状況から類推する方法が取られていました。
現在は、APM(Application Performance Management)を使用した監視が選ばれてきています。

従来の監視運用

これまでは、インフラリソース(CPU、メモリ)の監視を中心に、閾値を超えたらアラートを発報していました。
アラートを受け取ったインフラ担当者は、サービスに影響がないかどうかを、アプリ開発担当に昼夜問わずエスカレーションして判断を仰ぐこととなり、無駄の多いオペレーションとなることも、しばしば発生していました。

これからの監視運用

アプリケーションのパフォーマンスを管理することができるAPMを使用し、ユーザの利用に影響がないかどうかを軸に、サービス視点での監視を実施し、影響があれば、アラート発報します。
アプリケーション以下の情報は、常にメトリクスを取得し、障害発生時に状況が即時に追跡できる状態となるため、システム担当者がすぐに原因を的確に特定することができます。

アーキテクチャの複雑化とアプリケーションの監視・運用における課題

これまでは、インフラの上にアプリケーションをデプロイするシンプルなアーキテクチャが一般的でしたが、現在はマイクロサービス化により、Kubernetesなどを使用したコンテナベースのアーキテクチャが採用されていることで、疎結合で分散化が進んだ複雑なシステム構成になっています。

サービスの立ち上げが迅速になる一方で、問題の原因特定が難しくなったことで、APM製品の使用により、システム全体の監視運用ができるようになったものの、システム全体の依存関係を適切に把握しつつ、問題を早急に特定できる高度な運用が求められるようになりました。

コストや担当者の確保など、費用対効果やリソースの観点から導入が難しい場合があります。

問題発生時の原因を特定する時間が必要

アプリケーションを構成するシステムやテクノロジーが複雑になっており、問題発生時の原因特定に時間を要するケースが増えた。

従来のアプローチでは十分に対応できない

画面のレスポンスやエンドユーザの体感速度など、従来のアプリケーション監視のアプローチだけでは問題が特定できないケースが多くなった。

人的リソースの不足

アプリケーションの監視・運用のために充てられる人的リソースが不足しており、十分な監視、問題発生時の迅速な対応ができていない。

監視製品の導入コスト負担

専用の監視製品を導入して高度な監視と運用を実現したいが、社内ですぐに使いこなせるか分からないのが不安。

SERVICE

サービス紹介

Kyriosのオブザーバビリティサービスでは、APM製品の導入からアプリケーションの監視・運用を代行します。
アーキテクチャ全体を把握した上で、APMを使用した運用設計を行い、
リアルタイムなモニタリングと問題発生時の迅速な対応の他、
問題を未然に防ぐためのクラウドリソース最適化など、システム全体を安定して高いパフォーマンスを維持できるようにサポートします。

従来のKyrios クラウド運用サービスと合わせ、基盤上で稼働するアプリケーションを含むシステム全体に関わるオペレーションを
まとめてカバーすることが可能です。

導入効果

アプリケーションレイヤ含む監視スコープの拡大

  • 迅速な問題箇所特定と復旧(MTTD/MTTR の削減)
  • 不用意なエスカレーションの削減
  • 開発者リソースの開放

サービスとしての信頼性の向上

  • サービスレベルの定義とリアルタイムの把握(SLI/SLO)
  • ユーザ視点でのリアルタイムモニタリング(外形監視)

プロアクティブに最適化

  • クラウドリソースの最適化
  • システム改善と予防
  • アプリのライブラリ脆弱性診断

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