ガバクラ支援ソリューション

ガバメントクラウドの設計構築・運用において、自治体や運用管理補助者を担うSIer企業は多くの課題に直面しています。複数のプロジェクトを同時に進めることは、リソースや専門知識の制約から難しくなることが一般的です。これを解決するためには、移行設計や運用管理を支援する統合運用管理補助者向けのサービスや、技術者支援が重要です。

Kyriosのガバクラ支援ソリューションでは、自治体への直接支援を行う他、自治体へのガバメントクラウド導入を推進している運用管理補助者企業(SIer)・業務システムベンダー(ASP)向けに、設計構築・運用のサポートを提供しています。IaCやクラウドネイティブなシステムにも豊富な経験を持ち、モダナイズ支援も可能です。

ガバメントクラウドの導入を担うSIer企業は、全国の複数自治体の移行を短期間で進める必要があります。そのため、自治体ごとの要件を的確に把握し、きめ細やかな対応が求められます。本サービスでは、各移行プロジェクトのプロジェクトマネジメントから統合運用管理業務までを包括的に支援し、強力なサポートを提供します。これにより、スムーズな移行を実現し、自治体のニーズに応えることが可能です。

デジタル庁の要件では、ガバメントクラウドへの移行だけでなく、マネージドサービスの利用や運用のコード化といったクラウドネイティブなシステム移行やモダナイゼーションが求められています。このようなシステムに移行することにより、自治体はコスト削減やセキュリティリスクの低減といった多くの価値を享受できます。本サービスでは、IaCやCI/CDの経験豊富なエンジニアが対応し、円滑な移行を実現します。

運用支援においては、持続的なシステム運用を見据えた改善サポートを提供します。定常的な運用に加え、オブザーバビリティやセキュリティ、継続的なコスト削減を標準機能として組み込み、お客様のシステムの安定化を支援します。また、インフラからアプリケーションレイヤーまで幅広くカバーし、コンテナやサーバレス、マネージドサービスを含む多様なシステムアーキテクチャに対応。専門のセキュリティチームが24時間365日体制で脆弱性や脅威を監視し、安全なクラウド利用を実現します。

ガバメントクラウドの運用を円滑に進めるため、包括的な技術支援を提供します。まず、標準化資料の整備や運用設計書の作成を行い、運用に必要なドキュメントを整備します。具体的には、基本設計書や環境構築手順書を作成し、運用フローを明確化します。さらに、ダッシュボード機能の検討と実装を通じて、各自治体アカウントで稼働するシステムのステータスを一元管理し、効率的な監視を実現します。また、インフラのコード化を支援し、モダナイズへの移行も支援します。

ガバメントクラウドへの移行の他、IaC・CI/CDなどクラウドの特性を生かした設計・構築により、モダナイゼーションの実現を支援します。

Kyriosでは、組織の要件や体制に合わせた運用設計、標準化された運用品質、コスト見直しなど継続的なシステム運用に向けての改善提案など、無理なく続けられる運用を目指し提供しています。

複数のASP事業者や、ネットワーク事業者など、ガバクラ運用において関わる複数の事業者間の連携を担当。コスト按分などの調整など、煩雑な事務作業もお任せください。