公共向け
モダナイゼーション

段階的なシステム移行を支援、クラウド利用料や運用コストの最適化へ

システムの現状を適切に把握し、モダナイゼーションするステップを、
PoC・継続的なサポートを通し、着実に実現

既存システムの現状分析

現行システムの性能、セキュリティ要件、運用要件を詳細に評価し、問題点を明確にします。

移行方法の提案

移行戦略やスケジュールを検討し、最適なシステム構成を提案します。

移行支援

PoCを実施し、移行プロセスを円滑に進めるための本番環境への実装をサポートします。

移行後の継続的なサポート

移行後のシステム運用を支援し、継続的な改善提案を行うことで安定性を確保します。

自治体のシステムで求められるモダナイゼーション

ガバメントクラウドへの移行は、2025年(一部は2030年)までの期限があり、多くの自治体ではクラウドリフトが実施されています。しかし、クラウドに適したシステムへの移行が進んでいないことによる、運用・ランニングコストの増大が大きな課題となっています。また、古いシステムにおいては、設計資料やプログラミング言語を理解できる技術者が不足し、担当者の属人化が進むことで運用が困難になることも深刻な問題です。さらに、アカウント管理をはじめとするクラウド特有のセキュリティ対応も求められています。これらの課題を解決するためには、積極的なモダナイゼーションが必要です。

デジタル庁におけるモダナイゼーションの要件

APIベースのシステム構成

運用のコード化、自動化

ステートレスなアーキテクチャ

マネージドサービスの利用

サービスレベルの定義、計測


モダナイゼーションまでのステップを段階的に支援

サービスの特徴 01

単純なクラウドリフトから、クラウドシフトへ

移行期限のあるガバメントクラウドでは、まず単純なクラウドリフトが行われましたが、クラウドに適したシステムへの移行が進んでいないことによる、運用やランニングコストの増大が大きな課題となっています。本サービスでは、現行システムの状況を評価し、デジタル庁のモダナイゼーション要件に基づいて、適切な移行計画を立てることで、効率的かつ持続可能なシステム運用を実現します。

サービスの特徴 02

コード化によって、標準化を実現。属人的な運用体制を解消

レガシーなシステムでは、セキュリティの脆弱性検出や保守コストの増加といった問題が発生しています。これに対処するため、マネージドサービスを活用したクラウドネイティブなシステムを設計・構築することで、リソースを最適化し、コストメリットを生み出します。また、利用料が可視化されることで、定期的なシステム見直しが可能になり、効率的かつ効果的な運用が実現できます。

サービスの特徴 03

PoCでまずは試してみてから、本実装へ

本サービスでは、まずPoC(概念実証)を実施し、移行プロセスを円滑に進めるための基盤を整えます。PoCの結果報告書には、技術検証やコスト試算、検討課題の整理が含まれ、実施後の明確な方向性が示されます。また、要件定義書や基本設計書、パラメータやIaCコード、試験仕様書などの各種ドキュメントを作成し、本実装へのスムーズな移行をサポートします。これにより、リスクを軽減し、効果的なシステム導入が可能になります。

サービスの流れ

検討・構想

既存システムの現状分析

現行システムの性能、セキュリティ要件、運用要件を詳細に評価し、問題点を明確にします。

<提供するものの例>

  • 現状分析のレポート(現状システム構成図、システム運用上の課題整理、他システムとの依存関係の評価、使用製品の確認等)
  • モダナイゼーションの必要性、技術視点での影響分析

体験・評価

移行方法の提案、PoCの実施

移行戦略やスケジュールを検討し、最適なシステム構成を提案します。

<提供するものの例>

  • 移行戦略ドキュメント(移行計画書(段階的な移行/全移行の比較等)、移行にかかる見積、リスク分析)
  • 移行後のシステム構成図

準備・計画、実装・実行

移行支援

PoCを実施し、移行プロセスを円滑に進めるための本番環境への実装をサポートします。

<提供するものの例>

  • PoCの結果報告書(技術検証、コスト試算、検討課題の整理)
  • 各種ドキュメント作成(要件定義書、基本設計書、パラメータシート、IaCコード 試験仕様書など)

最適化・運用

移行後の継続的なサポート

移行後のシステム運用を支援し、継続的な改善提案を行うことで安定性を確保します。

<提供するものの例>

  • 運用/操作手順書
  • 運用設計書(運用フロー定義、インシデント管理、変更管理)
  • 監視対応(システム、サービス、コスト)
  • サービスデスク(問い合わせ、障害対応の一次受付)
  • ドキュメント管理(既存ドキュメントの更新)
  • 月次レポート(アラート件数、コスト報告、予定作業)

Kyriosの公共向けソリューションが選ばれる理由

1  


最新知識を生かしたクラウドネイティブな設計

ガバメントクラウドへの移行の他、IaC・CI/CDなどクラウドの特性を生かした設計・構築により、モダナイゼーションの実現を支援します。

 

2  

運用管理のノウハウ

Kyriosでは、組織の要件や体制に合わせた運用設計、標準化された運用品質、コスト見直しなど継続的なシステム運用に向けての改善提案など、無理なく続けられる運用を目指し提供しています。

3  

第三者の立場で複数事業者の調整を担当

複数のASP事業者や、ネットワーク事業者など、ガバクラ運用において関わる複数の事業者間の連携を担当。コスト按分などの調整など、煩雑な事務作業もお任せください。

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