アプリケーションモダナイゼーション
コンテナ導入によるアプリケーションのモダナイズとDevOpsプロセスの実践を支援
コンテナ導入によるアプリケーションのモダナイズとDevOpsプロセスの実践を支援
組織がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で「モダナイゼーション」は欠かせないテーマです。
ビジネス環境の急激な変化、顧客ニーズの多様化、想定外のリスクなどに対応できるITシステムとチーム構築が求められています。
コンテナ化により、アプリケーションの開発サイクルの短縮やパフォーマンス低下への迅速な対応のみならず、運用負荷やコストを低減できます。
その一方で、コンテナ導入はテクノロジーの枠にとどまらず、ITチームの体制や組織文化の変革を含めた中長期的な取り組みとなります。
Kyriosは、アプリケーションのモダナイゼーションの長い「道のり」を、
「コンテナの技術習得」「概念実証」「実際の導入・運用、そしてDevOpsプロセスの実践」の3つのフェーズに分け、丁寧にサポートします。
SERVICE
Kyriosでは、多くのクラウドネイティブ・プロジェクトをサポートして得た知見から、
コンテナ導入の「道のり」を3つのフェーズと7つのステップとして構成しています。
お客様のモダナイゼーションの達成度に合わせて、必要なステップからスタートしていただくことができます。
1. コンテナの学習
コンテナの価値の考察、コンテナの基礎、コマンドが可能になること、自社アプリのコンテナ化の実現性とビジネスメリットを把握
2. CI/CD の学習
アプリの開発とデプロイの自動化の効果を体感
3. オーケストレーションの学習
コンテナオーケストレーションの価値を考え、K8s 管理コマンドによる実装を体感
4. 概念実証 (PoC)
コンテナ化における効果を把握
5. 本番環境の導入
本番用のコンテナ基盤の設計と構築
6. 最適な運用の設計
複数組織として Kubernetes を利用する段階で、安定した CI/CD の利用、Kubernetes を使ったリソースの有効活用、ロギングやモニタリングの実装
7. 継続的な最適化
ワークロードの安定化、ネットワークポリシー、セキュリティ、権限の標準化 / デプロイ設定ミスの自動監査や監視障害対応を自動化
フェーズ1
フェーズ3
フェーズ1
コンテナを本番環境に導入し、ビジネス価値を最大化するには、技術者のスキルのアップデートだけでなく、チーム体制や開発プロセスの刷新、プラットフォームの最適化などが必要です。「コンテナの体験」では、これからコンテナ化に取り組まれるお客様向けの人材育成を含む包括的なサービスです。お客様の組織のニーズに合わせ、コンテナの基礎スキルの習得、CI/CDの実装に向けた新しい開発手法とツールの採用、運用の自動化に向けたより深い専門スキルの習得をお手伝いします。
ステップ | 01 |
お客様のアプリケーションのコンテナ化にコミット
「コンテナ化に取り組みたいが何から始めればいいか分からない」、「自社のアプリケーションがコンテナ化に向いているかどうか知りたい」など、これからコンテナ化を始めるお客様向けに、コンテナの実行環境の基本操作の習得や既存アプリケーションのアセスメントを提供します。ビデオコンテンツ、セルフベースのEラーニング、コンテナ実行環境をお客様のデバイスから直接操作できるハンズオンラボ環境を通して、コンテナのビジネス価値や技術エッセンス、Docker、OpenShift、Kubernetesなど主要なプラットフォームの基本操作を習得します。
サービスメニュー
ステップ | 02 |
開発とリリースのスピードを改善
コンテナ導入のメリットである開発とリリースのスピード改善には、ソフトウェア開発におけるビルド、テスト、デリバリー、デプロイメントなど、一連の作業をを自動化し継続的に実施するアプローチ「CI/CD」の実現が重要です。このステップでは、CI/CDのハンズオンを通してArgo、Jenkins、Tektonなど各種ツールの基本操作の習得を通して、CI/CDについての理解を深めていただきます。また、お客様の既存開発環境やプロセスのアセスメントを通してCI/CDのための「To Be」を提供します。
サービスメニュー
CI/CDラボ環境の提供
お客様開発環境のアセスメント
ステップ | 03 |
コンテナ運用の自動化を実現
コンテナ化はアプリケーションの開発を大きく変革する一方で、大規模に展開することで実行環境が増え管理が煩雑になります。この問題を解決するのが、複数のサーバーに展開したコンテナを一元管理し、自動化などさまざまな機能により運用負荷を大幅に軽減するコンテナオーケストレーションツールです。このステップでは、主要なオーケストレーションツールであるKubernetesの学習コンテンツやハンズオンを通して、運用環境の自動化のスキルを習得いただきます。その他、Kubernetesプラットフォームの選定のサポートや「To Be」を提供します。
サービスメニュー
JTPには、長年に渡りITベンダーの認定コースやオリジナルのITトレーニングの提供実績があり、さまざまなノウハウが詰まった教育コンテンツをお届けします。
お客様が直接操作できるハンズオンラボ環境を通して、コンテナ実行環境やCI/CDツール、オーケストレーションツールを、実際の環境で体感できます。
長年に渡るクラウドインフラの構築と運用実績を通して育まれたベストプラクティスをもとに、お客様に最適なプラットフォームを提案します。
コンテナ化の取り組みの中で、運用チームと開発チームの積極的なコラボレーションを推進することで「DevOps」を新しい組織文化として育み定着させることができます。
Kyriosを提供するJTPの人財育成サービスについて、詳細は下記をご覧ください。
フェーズ2
「コンテナリゼーションPoCサービス」は、アプリケーションのコンテナ化を検討中のお客様のPoC(概念実証)実施をサポートする技術支援サービスです。コンテナの本番導入を目的として、その実現性や費用対効果の確認、リスクの把握、問題解決などを行い、お客様の最終的な意思決定の判断材料をスピーディーに提供します。無料のアセスメントから始まり、最短1ヶ月で「技術研修」、「アプリ改修支援」、「PoC技術支援」を行い、PoC環境でのアプリケーションの稼働を実現します。お客様のチームと深く連携しながらPoCを進めることで、お客様のコンテナ技術に対する理解の深化や「DevOps」の定着が期待できます。
ステップ | 04 |
無料アセスメントからスタートし、最短1ヶ月で「理解する:コンテナ技術研修」、「作ってみる:アプリ改修支援」、「触ってみる:PoC技術支援」の3つのステップを経てコンテナの効果を体感いただき、PoC環境上でのアプリケーションの稼働を実現します。本サービスは、実際のアプリケーション開発を始める前に、コンテナ化による拡張性や品質、開発速度を体感していただき、その実現性や費用対効果を実証することを目的としています。
サービスメニュー
自社の既存のレガシーシステムやアプリケーションの特性や今後のビジネス戦略上の位置付けを踏まえ、具体的なモダナイゼーション方針やロードマップを決めたい。
コンテナ技術および新しい開発アプローチ、そして運用の自動化などコンテナ化の本番導入に必要な専門的技術スキルを習得したい。
正式な本番導入の判断材料となる技術面での実現性、費用対効果、不確実性などのリスクを事前に把握しつつ、問題点は事前に解決しておきたい。
PoCを実施したいが、既存業務との兼ね合いで活用できる社内リソースが限られている。または、意思決定や本番でのサービスインのタイミングから逆算してスケジュールが限られている。
フェーズ3
コンテナの技術習得や概念実証に続くのは、本番用のコンテナ基盤の設計と構築、そして運用です。Kyriosでは、さまざまなインフラストラクチャの構築や運用を通して育まれたベストプラクティスにより、コンテナの迅速な本番導入と運用を支援します。インフラやコンテナプラットフォームの設計構築から詳細な運用設計、そして最新の要件に対応したセキュリティ設計に至るまで、設計・構築に関わるすべてのプロセスをお任せください。
さらには、「クラウド運用サービス」による、運用の最適化を通して、お客様のさらなるクラウドネイティブの推進を継続的に支援します。
ステップ | 05 |
最⼩のコンテナラインタイム環境からマネージドなコンテナクラスター、オーケストレーションツール、マネージド Kubernetes、PaaS の構築など⼤⼩さまざまな環境の導⼊を⾏います。
パブリッククラウドからオンプレミス環境まで、幅色いプラットフォームに対応にした柔軟なサービス提供が可能です。
ネットワークやストレージなどから、ロギング・モニタリング、バックアップ・災害対策までコンテナ基盤に必要な要素をまとめて最適化します。
DevOpsのためのツールの実装、CI/CD環境、品質のモニタリング環境の構築など、お客様の開発環境を最適化し、DevOpsの推進をサポートします。
インフラストラクチャだけでなく、コンテナテクノロジーのコアコンポーネントをカバーする包括的なセキュリティを実現します。
利用するサービスやプロダクトの実装のベストプラクティスに従い最適なコンテナ環境を実現します。
パブリッククラウド
独自のオンプレミス環境
アプリケーションのモダナイゼーションを実現するツール
ステップ | 06 |
アプリケーション層・コンテナオーケストレーション層からインフラストラクチャ層まで、自動化による運用負荷の軽減やコスト最適化を含め、すべてを横断的に品質維持できる包括的な運用設計を行います。
モニタリングやロギングから、リリース管理、変更・構成管理、システムリリース管理、バックアップ・災害対策、パッチアップグレードまで広範囲に及ぶ設計項目を網羅した詳細な運用設計と監視運用機能の実装を行います。
さまざまなサービスやツールを採用することで、業務を定型化・自動化。お客様は煩雑なインフラストラクチャの管理から解放されて、本来のビジネスやアプリケーションの開発に集中できます。
ステップ | 07 |
2次対応と継続的な改善提案までがセットになったクラウド運用サービスにより、お客様の運用の負担を大幅に軽減しつつ、さらなる戦略的な取り組みを推進できるよう継続的に支援します。
利用中の製品やサービスの最新リリースやアップデートを常にキャッチアップし、必要に応じて運用環境に適用します。新サービスの利用については、調査・検証後に運用への組み込みをご提案します。
日々の監視で発見できた新しい問題や、マニュアル外の業務の改善提案を行います。これら業務の定型化・自動化することで運用品質を継続的にアップデートします。
Voice
サブスクリプション型サービスへのビジネスモデルの転換を目的とした既存アプリケーションのコンテナ化のPoCを支援
「今後のサービス化において、どれくらいの価格でお客様に提供できるかという判断をする上で必要なパブリッククラウドを含めたコスト感まで報告いただけたことに非常に満足しています」
下川原 勇介 氏
株式会社ユニオンシンク
パッケージ製品からサブスクリプション型サービスへの転換を目指すISV(独立系のソフトウェア会社)の既存アプリケーションのコンテナ化の実証をサポートします。技術検証とアプリケーションの改修支援に合わせて、サービス化に向けたプラットフォームの選定、サービス化後の売価の判断基準となるコストのシミュレーションを提供します。
パッケージ製品からサブスクリプション型サービスへの転換を目指すISV(独立系のソフトウェア会社)の既存アプリケーションのコンテナ化の実証をサポートします。技術検証とアプリケーションの改修支援に合わせて、サービス化に向けたプラットフォームの選定、サービス化後の売価の判断基準となるコストのシミュレーションを提供します。
パッケージ製品からサブスクリプション型サービスへの転換を目指すISV(独立系のソフトウェア会社)の既存アプリケーションのコンテナ化の実証をサポートします。技術検証とアプリケーションの改修支援に合わせて、サービス化に向けたプラットフォームの選定、サービス化後の売価の判断基準となるコストのシミュレーションを提供します。
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